沈黙

仕事で鬼のようにストレスが溜まっているので徒然なるままに、沈黙について書く。

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沈黙とは何か。遠藤周作が「沈黙」という名作文学を書いているらしい。"ロドリゴはひたすら神の奇跡と勝利を祈るが、神は「沈黙」を通すのみであった。"という一説があるらしい。"「この国は(すべてのものを腐らせていく)沼だ」"という一説もあるらしい。

沈黙は無音とは違う概念だと思われる。あるけど、ない。みたいな。ジョンケージの4分33秒も近い。

 

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ジョンケージはある日にハーバード大学無響室を訪れ、「無音」を聴こうとして無響室に入ったが「二つの音を聴いた。一つは高く、一つは低かった。エンジニアにそのことを話すと彼は、高いほうは神経系が働いている音で、低いほうは血液が流れている音。」だとのちに語った。らしい

ヒトでは通常、下は20Hz程度から、上は(個人差があるが)15,000Hzから20,000Hz程度までの鼓膜振動を音として感じることができ、この周波数帯域を可聴域という。 可聴域を超えた周波数の音は超音波という。20Hz、10Hzは「ほとんど無音の空気圧」として超低周波音と呼ばれるらしい。

ハイパーソニック・エフェクト(英: Hypersonic effect)は、可聴域を超える周波数成分を持った音が、ヒトの生理活動に影響を及ぼすとする現象、学説。次のような楽器がハイパーソニック・エフェクトを強く発現させる代表例に挙げられる。ガムランチェンバロ / 琵琶 / 尺八 / (楽器ではないが、)熱帯雨林。いずれも可聴域外の音成分を多く含み、かつ豊かな時間的変化構造を持つ。らしい。

 

沈黙はやはり音の話のようにも思えるが、沈黙の対義語はweblioによると「発言」らしい。英語だと「silence」↔︎「speak」らしい。音だけの話ではない気がする。

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沈黙の艦隊』(ちんもくのかんたい)は、かわぐちかいじによる日本の漫画作品。タイトルの「沈黙の艦隊」とは、「潜水艦戦力」を意味する英語の「Silent Service」の直訳による。らしい。この"沈黙「の」"の「の」の用法がよくわからない。なぜなら沈黙がよくわからないからだと思う。「禁断の」とかだと違和感がない。よく似た言葉のサイレントマジョリティは「物言わぬ多数派」と書かれている。「沈黙の大衆」ではないらしい。

「雄弁は銀、沈黙は金」はイギリスの思想家・歴史家のトーマス・カーライルの『衣装哲学』にあることばで、「Speech is silver, silence is golden.」から。「沈黙」を、銀よりも高価な金にたとえていったもので、よどみなく話せることも大事だが、黙るべきときを知ることは、もっと大事だということ。らしい。

仏教にはmoneyya(沈黙行)というのがあるらしい。これは『沈黙の修行』というらしい。用法だけでいうと「沈黙する修行」か。《Bが動作・作用または状態の場合》 Bをする、Bされる、Bであるなど、そのBに関するAであることを表す。というのが格助詞の役割にあるらしいので、これは解決。沈黙行に戻ると、英語ではKeep in silenceというらしい。内側感がすごいある。

沈黙と言葉という論文でもこの仏教的な沈黙について書かれている。これによるとことばは社会で沈黙は非社会的行為らしい。沈黙により忘我に至るらしい。

言語野がなんらかの形で損なわれると失語症になるらしい。失語症には認知(理解)側の問題と発話(行動)側の問題とあるらしい。

聴覚のシグナル情報はそれが言語性、非言語性であれ蝸牛から脳幹視床内側膝状体を経て側頭葉の上面のHeschl回(横側頭回)に伝わる。聞きとられた言語の認知や記号化された聴覚情報の保持は左半球のHeschl回後方のウェルニッケ野が重要な役割を担う。発話の実行には左前頭葉ブローカー野が重要な役割を担っていると考えられている。その領域は三角部とその後ろの弁蓋部に分けられ、弁蓋部はへさしかかっている。内包膝部も発話に関与する。発話の起動は補足運動野帯状回尾状核を結ぶ経路が重要であると考えられている。

復唱や呼称にはまた別の経路を使っているらしい。

失声症(しっせいしょう、Aphonia)とは、主としてストレスや心的外傷などによる心因性の原因から、声を発することができなくなった状態。一見同じような「発声器官に問題はないのに、ある時を境に喋ることができなくなった」状態でも、脳の言語野への物理的な障害により語彙記憶や言語の意味理解などに困難をきたした「失語症」とは異なる。らしい。

The Shape of Water

ささやき声(囁き声、密語声、ささやきごえ、英語whispering)またはささやき音(ささやきおん)とは、発声において、声帯を振動させず無声化したときの声。一般的な会話の音圧レベルは約60 dBであるのに対しささやき声は30~40 dB である。この特徴を利用して、小さな音量で話すときに用いられるらしい。

無声音(むせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気が喉頭を通る時に喉頭上部にある声帯を震動させずそのまま通り抜けて出る音。国際音声記号では、 [◌̥」と表記する。子音のうち、破裂音 ptʈckq 並びに摩擦音 ɸf , θsʃʂçxχħh などが無声音であるらしい。

三点リーダは日本語では多くの場合、文章中では無音の状態もしくは文の省略を表す。古来の日本語文書にはなく、欧文の翻訳文への三点リーダー ( ... ) の替わりとして使用され始め、純粋な日本語文書にも定着した約物である。数学では無限に継続することを示す。あまりのあるわり算の「あまり」を表記する場合に三点リーダーが使用される。UnicodeではU+2026で示される。

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