港区から渋谷区へ

仕事で追い詰められると電車内で仕事したくなる。
なぞのバグにハマって、終電ギリギリまでやって解決しなくて、そうなると帰りの電車はその問題で頭がいっぱいになる。少しでも解決に近付きたいが電車内ではせいぜい検索することしか出来ない。2018年、まだスマホで完全なプログラミングは出来ない。

ある夜また頭の中をプログラムでいっぱいにして電車に乗ってると、summitのTシャツを着た青年が乗車してきた。PUNPEEが所属してるあのsummit。彼はおもむろにパソコンを取り出し作業を始めた。キーボードを叩いている。人の良さそうな青年だった。頼まれると断れない、人に褒められることでしか自己肯定出来ないようなタイプに見えた。彼も終電までバグに悩まされ、頭の中をプログラムでいっぱいにしていたのだろうか?

 

平日はあれこれ欲しいものが出てきてゾゾタウンとかめっちゃ見てるのに土日になっていざ街に繰り出すと別段欲していないことに気づく。だったら平日ゾゾタウン見てる時間は無駄だから極力そんな時間は無くしたい。

 

jpegmafiaはカッコいい。とにかくわけがわからないとこがクールだ。破壊的であり、暴力的であり、錯乱しており、メロディアスである。ありきたりな例えだがコラージュみたいなものだと思う。それら全てが合わさって一つの作品(集)になっている。これはやはりインターネットが関連している。ハイパーリンクがあらゆる垣根を超えて情報を繋いでいる。その下線付きのテキストにカーソルを合わせ、クリックさえすれば、新しいタブが開かれ、君の意識は国境すら超えて次の情報へ辿り着ける。そんな時代の音楽はこのくらいがちょうどいい…